こんばんは。東大寺子屋という塾で家庭教師をしている、現役東大生の「みーみー」と申します。この記事を開いたあなたは、きっと明日受験があり、緊張していたり眠れなかったりして、スマホを開いているのかなと思います。そんな不安に駆られるあなたの気持ちを和らげる話ができればと思っています。
受験前日になると、多くの受験生が「緊張して眠れない」「明日の試験が怖い」「勉強したのに不安が消えない」といった気持ちになるものです。しかし、緊張することは決して悪いことではありません。それは、あなたがこれまで一生懸命勉強してきた証拠であり、合格したいと強く願っていることの表れなのです。
緊張を無理に抑え込むのではなく、うまく向き合い、味方につけることで、試験当日に最高のパフォーマンスを発揮することができます。本記事では、受験前日に緊張してしまう理由と、その緊張をうまくコントロールする方法について詳しく解説します。試験直前の心構えや、前日の具体的な過ごし方についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
私の受験体験談
まず、かつては皆さんと同じ受験生だった私が、その時の体験を振り返ってお話をしてみたいと思います。一個人の話なんてどうでもいい、という方は飛ばしてください(笑)
私は自分で言うのもおかしいですが、受験の経歴が豊富な方だと思います。この記事を読んでくださった皆さんよりも、多くの模試と入試を受けてきたという自信があります。(自慢できることでもないですが…)
「冷笑的」だった中学受験時代
まず、中学受験では関西の最難関校と呼ばれる中学校に受験しました。浜学園という集団指導塾に所属し、西宮北口教室という最大の教室に通っていました。自分よりも頭がいい人がいっぱい。「10傑」や「飛び級」といった、次元が違う頭の良さで無双している生徒もいる中で、必死に食らいついていました。
その時の体験談はまた後日させていただこうと思いますが、受験した中学は灘、洛南、西大和など関西の中学校7校です。結果として全ての中学に合格することができましたが、当時の私は受験の甘さを知りませんでした。
浜学園という塾では、受験当日に「絶対合格するぞー!!」というコールを行います。Youtubeで検索したらヒットするので、気になる方は一度検索してみてください。先生の鬼気迫るコールに続けて生徒たちが叫ぶのですが、まるで洗脳のようなこの行事を当時の僕は冷ややかな目で見ていました。
人前で自分の思いを叫ぶなんて恥ずかしい
とかそんな感情だったと思います。ですが、受験に対してこの程度の思いで本当に良いのでしょうか…
強い熱意と緊張で臨んだ大学受験
結果、第一志望だった灘中学校に合格することはできましたが、本当にギリギリの成績でした。この結果を見た私は心を入れ替えました。中学、高校は必死に勉強しないと置いていかれるし、人前で思いを叫べるほど熱意を持って一生懸命勉強していないといけないと思うようになりました。
6年が経ち、思春期を過ごす中で多少の気持ちの変化はありましたが、受験に対する向き合い方はほとんど変わっていませんでした。小学生の時に比べ、周りがよく見えるようになり、現実的に成績を分析できるようになった一方、過度に成績を悲観して落ちごんだり、緊張してしまうようになっていました。
そう、この記事を読んでくださっている皆さんと同じです。緊張して夜も眠れなかったり、食べ物が喉を通らなくなったり、さまざまなストレスによって苦しみました。よく「灘校生」は天才で凡人とは考え方が違うと言われますが、灘校生だって人間です。私も私の友達も、受験直前はものすごく緊張していました。
真剣に合格を願うほど、一生懸命勉強するほど、緊張も高まっていくことは自然だと思います。自分の夢が叶うかどうかの重要なイベントであり、自分が全力を尽くした結果が合格か不合格の2択で現れてしまうのですから、不安を抱かずにはいられません。

このような緊張と不安の中で、最後に自分を支えてくれたのは
過去の自分の頑張り
でした。今までの自分の努力を結果に繋げられるのは今日の自分、明日の自分しかいないのです。これまでの苦しい勉強の日々を背負って、あなたは受験会場に向かうのです。そう思うと、絶対に成果を発揮したい、ここで逃げては今までの自分に申し訳が立たないと思いませんか。
これはあくまで個人的な体験談にすぎません。逆に自分にプレッシャーをかけてしまうかもしれません。しかし、私はある程度緊張するのは良いことだと思っているので、眠れなくても、食欲がわかなくても、受験が終われば全て治るので大丈夫です。
結果として、私は緊張を乗り越えたというわけではないですが、無事に東大に合格することができました。人前で合格したいと叫ぶ必要はありませんが、それくらい強い熱意を持つこと、そして過去の自分の頑張りを無駄にしないように受験に臨むこと、それが一番大切なことだと思っています。
受験前日に緊張するのは「努力の証」
「どうしてこんなに緊張するんだろう?」と思うかもしれません。しかし、受験前日に緊張するのは、決して悪いことではありません。むしろ、それはあなたが本気で努力してきた証拠です。
緊張するのは「真剣に向き合ってきた」から
受験を前にして不安になるのは、それだけ本気で合格したいと願っているからです。もし、「どうでもいい」「落ちてもいい」と思っているなら、そもそも緊張することはありません。今の緊張は、あなたがこれまで努力を積み重ねてきたことの証です。
適度な緊張は「集中力を高める」
緊張には「良い緊張」と「悪い緊張」があります。適度な緊張感は集中力を高め、パフォーマンスを向上させる効果があります。実際、多くのトップアスリートも試合前に適度な緊張を感じると言われています。大切なのは、緊張をネガティブに捉えるのではなく、「自分の力を最大限発揮するための準備」として受け入れることです。
受験前日の過ごし方|緊張を和らげるために
受験前日は、緊張しながらも、できるだけリラックスして過ごすことが重要です。ここでは、具体的な前日の過ごし方について紹介します。どうせ寝れないと腹をくくって、朝バタバタしないように準備はほとんど終わらせておくと良いと思います。
軽めの復習をする
前日に新しい知識を詰め込もうとすると、かえって不安が増してしまうことがあります。そのため、基本的な部分の確認にとどめるのがベストです。おすすめの復習方法は以下の通りです。
- 過去に間違えた問題をもう一度解く
- 公式や重要事項をざっと確認する
- 英単語や漢字を軽く見直す
長時間の勉強は避け、「自分はこれだけやってきたんだ」と実感できる程度の復習にとどめましょう。寝れないからといって勉強はしていませんでした。好きなゲームをしたり音楽を聴いたり、一応寝なきゃと焦ってはいたのですが、余計に目が醒めるばかりでした…
当日の持ち物をチェックする
受験当日に焦らないためにも、前日までに持ち物の準備を済ませておきましょう。以下は忘れずにチェックしておきたい持ち物リストです。
- 受験票(試験会場で必須)
- 筆記用具(HBまたはBの鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、定規)
- 時計(試験中にスマホは使えないため)
- 昼食・飲み物(エネルギー補給のために)
- 防寒具(試験会場の寒さ対策)
- マスクやハンカチ(感染症対策)
持ち物を事前にカバンに入れておくことで、当日朝にバタバタせずに済みます。
リラックスする時間を作る
緊張を和らげるために、リラックスする時間を意識的に作りましょう。
- 軽いストレッチや深呼吸をする
- 好きな音楽を聴く
- 温かいお風呂に入る
特に深呼吸は、リラックス効果が高く、心を落ち着かせるのに役立ちます。「4秒吸って、7秒止めて、8秒かけてゆっくり吐く」呼吸法を試してみましょう。



受験当日の朝の心構え
受験当日の朝は、緊張しやすい時間帯ですが、落ち着いて試験に向かうことが大切です。
早めに起きて余裕を持つ
ギリギリまで寝ていると、バタバタしてしまい、余計に緊張が高まります。試験会場へ向かう時間から逆算し、余裕を持ったスケジュールで行動しましょう。
軽めの朝食をとる
朝ごはんを抜くと、エネルギー不足で集中力が落ちる可能性があります。消化の良い食事(おにぎり、バナナ、ヨーグルトなど)をとると良いでしょう。
「大丈夫」と自分に言い聞かせる
試験会場に向かう途中、不安になったら「大丈夫、これまで頑張ってきた」「緊張してもOK」と自分に言い聞かせましょう。
まとめ|緊張はあなたの味方!
受験前日の緊張は、あなたが本気で頑張ってきた証拠であり、合格したいという強い気持ちの表れです。無理に抑え込もうとせず、「適度な緊張はむしろ良いことだ」とポジティブに捉えましょう。
- 前日は軽めの復習をして自信を持つ
- 持ち物を準備して安心感を得る
- リラックスして心を整える
- 眠れなくても焦らず、横になって体を休める
- 当日の朝は余裕を持って行動する
これまでの努力を信じて、落ち着いて試験に臨みましょう。
東大寺子屋では中学受験・高校受験・大学受験に対し、現役東大生が丁寧にサポートいたします。学校の定期テスト対策や学校生活の悩みについてのご相談も承ります。これから受験が控えている、という方でこの記事を読んで東大寺子屋に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度体験授業にお越しください!