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受験生にとってSNSは敵か味方か?現役東大生が上手な付き合い方を解説!

受験勉強に集中しようと思っても、つい手に取ってしまうスマホ。中でもInstagram、X(旧Twitter)、TikTok、LINEなどのSNSは、受験生にとって誘惑の塊です。「SNSは辞めた方がいいの?」「使い続けると成績下がるの?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、SNSは使い方次第で勉強の妨げにも、逆に学習の味方にもなり得ます。本記事では現役東大生ライターの「けんけん」が、SNSが受験生に与える影響や、上手に付き合うための具体策を徹底解説します!あなたのスマホ時間、今こそ見直すタイミングかもしれません!

目次

SNSが受験生に与えるマイナスの影響とは?

集中力が激減する“スイッチングコスト”

「ちょっとだけSNSを見てから勉強しよう」「休憩がてら少しだけ…」そう思って開いたInstagramやTikTokが、気づけば30分、下手をすれば1時間経っていた――そんな経験はありませんか?
SNSは設計上、ユーザーを引きつける仕組みが満載です。スクロールすれば次々と動画や投稿が出てきて、どこまでも見続けてしまう。しかも、自分に合ったコンテンツが表示されるようになっているので、飽きることがありません・・・!

この「ちょこちょこSNSを見る習慣」が、勉強において致命的なダメージを与える原因となっているのが、“スイッチングコスト”という現象です。
スイッチングコストとは、ある作業から別の作業に切り替えるときに脳が消費する集中力のことを指します。たとえば英語の長文問題を解いている途中にSNS通知が来て、数分だけ見て戻ったつもりでも、実際には再び集中状態に戻るまで15〜20分程度かかるとも言われています。

つまり、SNSの通知を見るたびに勉強の流れがリセットされてしまうのです!
1時間に何回もSNSに触れていれば、実際に“集中して勉強できていた時間”は10〜20分程度だったということも珍しくありません。

さらに、SNSで視覚的な刺激を大量に受けると、脳が“浅く・速く情報を処理する”モードになり、深い思考や読解が難しくなるとも指摘されています。これは、現代の「SNS型の情報処理習慣」が、記憶力や論理的思考力を低下させてしまう要因とも言われており、受験においては非常にリスクが高いです。

一見すると気軽な娯楽に見えるSNSですが、勉強の質や集中力を少しずつ蝕んでいることを、まずは自覚することがスタートラインです!


自信喪失・焦りを生む比較の罠

SNSが受験生に与えるもう一つの大きな影響、それが「他人との比較による自己否定」です・・・!

受験生向けのStudygram(スタディグラム)や勉強垢では、「今日も10時間勉強しました」「模試でA判定でした!」というポジティブな投稿が目立ちます。
もちろん、努力する仲間の姿を見て「自分も頑張ろう」と思える人にとっては刺激的で有益な場かもしれません。しかし、それが逆に「自分はそこまで頑張れていない」「成績も伸びていない…」という自己否定につながる場合、SNSは精神的な毒になります。

人間の脳は、どうしても“他人の成果”ばかりに目が向いてしまいがちです。
自分では「昨日より英単語が10個多く覚えられた」と思っても、SNSでは「模試で全国偏差値70超えました」という投稿が流れてきた瞬間、自分の進歩がかすんで見えてしまう。
しかも、SNS上では「うまくいっている瞬間」だけが切り取られて投稿されるため、実際以上に他人が優秀に見えるのも問題です。

このような比較が続くと、「もう自分なんて無理だ」「何やっても追いつけない」といった感情に支配され、自信やモチベーションがどんどん下がってしまいます!
実際、多くの受験生が「SNSを見ると不安になる」「でもやめられない」といった悪循環に陥っています。

さらに厄介なのは、これが無意識に行われる点です。SNSを見ながら「自分と比べて落ち込んでいる」ことに気づかないまま、気持ちが沈んでいくのです。

この問題に対処するためには、まず「SNSに映るのはその人の一部にすぎない」という意識を持つことが重要です。そして、「他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べる」姿勢を大切にしましょう。
日々の学習記録や、自分の成長のメモを残すことも、自信を取り戻すきっかけになります。

また、「他人の成果を見ると焦る」という人は、SNSから物理的に距離を取ることも考えてみてください。アプリを一時的に削除したり、通知をオフにしたり、あるいは勉強用のSNSアカウントに切り替えるなどの方法で、不要な刺激をカットしていくことが大切です!

中学校 新入生 定期テスト

SNSを“味方”に変える3つの工夫

アカウントを“勉強専用”に切り替える

SNSを完全にやめるのは現実的に難しい、でもこのままでは勉強に悪影響が出てしまう――そんなときに効果的なのが、「勉強専用アカウントの作成」です。

たとえばInstagramの「#studygram」や、X(旧Twitter)の「#勉強垢」「#受験垢」などを見てみると、受験生が今日の学習記録や目標を投稿し、全国の仲間とつながっているのがわかります。これは単なる自己満足ではありません。「自分だけじゃない」「あの子も頑張ってる」と思えることで、孤独な受験勉強に安心感と連帯感が生まれるのです。

この勉強アカウントでは、以下のような運用がおすすめです:

  • 1日の勉強時間・科目を投稿する
  • 過去問や模試の結果を記録する
  • 励まし合える仲間とつながる
  • 自分への応援メッセージを残す

SNSを「見るもの」から「使うもの」へと意識を変えることで、学習記録をつける楽しさと習慣化の両方が得られます。また、匿名アカウントであれば自分のペースで投稿できるため、気負わず続けられるのもメリットです。

SNSを“ごほうび”に設定する

勉強の後にSNSを見る――これは一見ただの誘惑の先延ばしのように思えますが、ルール化すれば「ごほうび戦略」として有効に機能します。

たとえば、

  • 1時間集中したら10分だけTikTokを見てOK
  • 単語テストで満点だったらインスタを開いてもいい
  • 夜9時まではSNS禁止、達成できたら翌日のおやつ追加

といったルールを自分に課すことで、「SNS=報酬」として活用することができます。この工夫のポイントは、SNSが“努力の結果”として手に入るように設定すること。
これにより、SNSは敵ではなく「モチベーションの材料」になってくれます。

さらに、この方法を習慣にすると、SNSを無自覚にだらだら見ることが減り、自己管理能力も自然と向上していきます。「制限されているけど、楽しめている」状態を目指しましょう。

通知・おすすめ機能をオフにする

SNSが学習の集中を奪う最大の原因は、意外にも通知や自動おすすめ機能にあります。
「〇〇さんが投稿しました」「トレンドに〇〇が入っています」といった通知がスマホに表示されるたびに、意識が引っ張られてしまい、気づかぬうちに集中が切れているのです。

この問題を防ぐためには、まず以下の設定を見直してみましょう:

  • SNSアプリの通知をすべてオフにする
  • スマホの“集中モード”や“おやすみモード”を活用する
  • アプリをフォルダの奥や別画面に移動し、アクセスしにくくする
  • トレンド欄やおすすめ投稿を非表示にできる設定を利用する

また、勉強時間中だけアプリを一時的にアンインストールするという方法も効果的です。スマホ中毒は、無意識でアプリを開いてしまう「習慣」から来ているため、そのアクセスの「一手間」を増やすだけで大幅に使用時間が減るケースもあります。


それでもSNSがやめられない人はどうすれば?

「使い方を工夫しても、つい開いてしまう」「頭ではわかってるけど、やめられない」。そんな人に必要なのは、“自分の使い方を可視化すること”です。

現在のスマートフォンには、SNSアプリごとの使用時間を記録できる機能が標準装備されています。iPhoneなら「スクリーンタイム」、Androidなら「デジタル・ウェルビーイング」で、どのアプリをどれだけ使っているかが一目でわかります。

このデータを見て初めて、「自分は1日に2時間もSNSを見ていたのか…」と自覚することができます。その“気づき”こそが、改善の第一歩です。

SNSの利用時間をグラフ化して記録するだけで、「昨日より減らそう」「今日はここまでにしよう」という意識が生まれ、少しずつ習慣が変わっていきます。
「SNSを見るのは夜だけ」と時間を限定しておくことで、他の時間帯に集中力を保ちやすくなる工夫も可能です。

また、「SNSが気になって勉強に集中できない」「やらなきゃいけないのに、スマホばかり触ってしまう」――そんなあなたにこそ、【東大寺子屋】の学習サポートをおすすめします!

東大寺子屋は、東京大学の現役・卒業生が講師として在籍する個別指導塾。勉強法や学力指導はもちろん、スマホ・SNSとの付き合い方や、集中力の高め方まで、一人ひとりの性格や生活リズムに合わせた指導を行います。

一人でスマホの誘惑に打ち勝つのは、正直難しい・・・。でも、寄り添ってくれるプロがいれば、“自分の意志”をコントロールする力は必ず育ちます。ぜひ東大寺子屋の活用を検討してみてください!

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この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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