こんばんは。東大寺子屋という塾で講師をしております、現役東大生のみーみーと申します。そろそろ定期テストが近づいてきたという中学生・高校生の方も多いのではないでしょうか。今回は、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「日本一の進学校」と言われることもある灘中学校の定期テストで1位をとったことがある私が、定期テストの勉強方法についてお話ししようと思います。
定期テストは、日頃の学習の成果を確認する大切な機会です。しかし、「勉強しているのに点数が伸びない」「どこから手をつければいいかわからない」と悩んでいる中学生も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、テスト2週間前から計画的に勉強を進め、効率よく点数を伸ばすための勉強方法について詳しく解説します。特に、基本問題の解き直しや間違いの分析、テスト前日の総復習の重要性についても触れていきます。
灘の定期テストで1位をとった私が気をつけていたこと
私が定期テストで1位をとったのは中学3年生の学年末テストでした。当時の私は一度本気で勉強してみたいと思い、好きだったゲームや遊びを全てやめて、使える全ての時間を勉強に使っていました。
そのため、学年で1位を取るには、まず勉強時間を確保することが必要です。しかし、「別に学年1位じゃなくてもいい」「成績を上げたい」という方もたくさんいらっしゃると思います。
その場合もある程度の勉強時間も大切ですが、もっと気をつけてほしいことがあります。それは復習の仕方とスケジュールの立て方です。

毎日の授業をしっかり受けていたとしても、適切にスケジュールを立てて効率よく復習をしないと、定期テストで高得点を取ることはできません。そこで、今回は定期テスト2週間前からの勉強の流れを説明していきたいと思います。
定期テスト2週間前からの勉強スケジュール
定期テストは、短期間の詰め込みではなく、計画的に復習することで効率よく点数を伸ばすことができます。特に、2週間前からの学習がカギとなります。
灘は天才的な才能を持つ人が多いので、いわゆる「一夜漬け」で定期テストを乗り切っている人もいましたが、私はコツコツ勉強するタイプでしたし、皆さんの多くも一夜漬けで高得点を取るのは無理…と考えていると思います。
そのため、2週間前からの勉強は以下のような流れで進めるのがおすすめです。
📌 テスト2週間前〜10日前:基本問題の解き直し+類題演習
📌 テスト9日前〜3日前:間違えた問題の分析&重点的な復習
📌 テスト前日〜当日:全体の総復習(軽く見直し)
では、それぞれの期間にどのような勉強をすればいいのか、具体的に解説していきます。
【テスト2週間前〜10日前】基本問題を解き直し、類題を演習
■ 基礎を固めることが高得点への近道
定期テストでは、「教科書の基本事項」「授業で扱った問題」「ワークの練習問題」が中心に出題されることが多いです。そのため、まずは基本問題をしっかり解けるようにすることが大切です。
✅ 教科書の例題・基本問題を解き直す
✅ ワークやプリントの問題を解く(特に先生が強調していたもの)
✅ 学校の授業ノートを見直し、大事なポイントを再確認する
また、基本問題だけでなく、類題(似たタイプの問題)を解くことで、応用問題にも対応できるようになります。ワークや問題集の練習問題を活用しましょう。
以下は私が生徒さんに勉強法について質問された時にお答えした回答の一部です。その生徒さんは学校でやったことが「わかる」のに、テストで問題を解くことができない、つまり「できる」につながらないことをお悩みになっていました。
・「わかる」ようになるまで
①その分野の基本的な知識を理解する(数学なら公式、英語なら文法事項、といった感じ・授業前の予習はこれを確認するのがおすすめ)
②①が理解できているかを確認するために、基本問題(公式や文法事項を当てはめたら解ける問題)を解く
③途中でつまずいてしまったら、その原因がどこにあるのかを分析する(計算ミス・スペルミス・問題を読み間違えていた…など)



・「できる」ようになるまで
④②で解いた問題に関連する類題を解く(青チャートなら同じページの下の方にある練習問題を解くなど)
⑤一定期間が経過したタイミング(定期テストの2週間前など)に、基本問題と類題を再度解き直し、間違っていた問題については③に示した方法で見直す
⑥また一定期間が経過したタイミング(定期テスト前日など)に、基本問題と類題を再度解き直す
■ 5教科の具体的な勉強方法
✏ 数学:計算問題・公式の使い方を確認し、類題を解く
📖 英語:教科書の本文を音読し、単語・文法・基本的な例文を暗記
📚 国語:教科書の文章を読み直し、漢字・文法を復習
🔬 理科:重要な公式や用語を覚え、ワークの問題を解き直す
🌍 社会:地理・歴史・公民の重要語句を暗記し、ワークの問題を解く
【テスト9日前〜3日前】間違えた問題を分析し、重点的に復習
■ 「なぜ間違えたのか」を考えよう
この期間では、基本問題の解き直しで間違えた問題を分析し、同じミスを繰り返さないようにすることが重要です。
特に、間違いの原因を以下のように分類すると、どこを重点的に復習すればよいかが明確になります。
✅ 計算ミス → 解くスピードを落として慎重に計算する
✅ スペルミス → 何度も書いて覚える、音読する
✅ 問題の読み間違え → 問題文を最後までよく読む習慣をつける
✅ 知識不足 → 教科書やノートを見直し、暗記を強化する
✅ 応用問題が解けない → 類題を解いてパターンを理解する
例えば、数学の計算問題でケアレスミスが多い場合は、スピードよりも正確さを重視して解くように意識しましょう。英語のスペルミスが目立つ場合は、単語を何度も書いて覚えるだけでなく、音読して定着させることが効果的です。
■ 重点的に復習するポイントをリスト化
間違えた問題を「復習リスト」としてまとめておくと、テスト前の見直しがスムーズになります。
例えば、スマホのメモ帳やノートに「よく間違える問題」をまとめておくと、移動時間などのスキマ時間を使って確認できます。
【テスト前日〜当日】全体の総復習
■ 軽めにおさらいして、知識を整理
テスト前日は、新しい問題に取り組むのではなく、今まで学習してきたことを軽く復習することに集中しましょう。
特に、以下のような方法でおさらいすると効果的です。
✅ 間違えた問題をもう一度解く(短時間でOK)
✅ 暗記科目(英単語・社会・理科)は、最後にもう一度チェック
✅ 教科書・ノートを見直し、要点を再確認
また、前日の夜に詰め込みすぎると、睡眠不足になり本番で頭が働かなくなる可能性があります。早めに寝て、ベストコンディションでテストに臨むことが大切です。
まとめ|計画的な復習で高得点を目指そう
定期テストで高得点を取るためには、計画的に勉強することが大切です。
✅ テスト2週間前から基本問題を解き直し、類題も演習する
✅ 間違えた問題の原因を分析し、重点的に復習する
✅ テスト前日に軽くおさらいし、万全の状態で試験に臨む
この方法を実践すれば、定期テストの点数が確実にアップするはずです。ぜひ今回紹介した勉強方法を試してみてください!
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