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ノートよりも音声?現役東大生が教える“聴く勉強法”の効果と実践例

勉強といえば、「机に向かってノートを書く」イメージが一般的ですが、近年では“聴く”という勉強スタイルが注目を集めています!とくにスキマ時間の活用や、効率的なインプット方法として、「音声学習」は多くの受験生や社会人の間で広まっています。

そこでこの記事では、現役東大生ライターの「けんけん」が「聴く勉強法」の効果や具体的なやり方、注意点まで詳しく解説していきます!書いて覚えるだけでは物足りない、ながら時間も使ってもっと勉強したい――そんなあなたにこそ読んでほしい内容です。


目次

なぜ「音声」で勉強すると効率が上がるのか?

脳の特性にマッチしている

私たちの脳は、「耳から入る情報」にも非常に敏感です。実際、耳で聞いた情報は、視覚で得た情報とは異なる脳の領域で処理されます!つまり、聴覚と視覚の両方を活用することで、記憶の引き出しを複数持つことになり、結果的に定着率が上がるのです。

たとえば、「英単語を目で見て覚える+耳で聞いて発音を確認する」という組み合わせは、単なる丸暗記よりも記憶に残りやすく、実際の試験でも引き出しやすい学習方法です。

スキマ時間をフル活用できる

通学中や家事をしている時間など、「何かをしながら耳は空いている時間」は意外と多いものです。こうした時間に音声を活用すれば、1日1〜2時間の“追加学習時間”が生まれることになります!

たとえば、電車の中で暗記アプリを開くのは面倒でも、音声で英単語を流しておくのは簡単です。スマホとイヤホンさえあれば、どこでも“ながら学習”が可能です。


音声学習が向いている科目・向いていない科目

「聴く勉強法」といっても、すべての科目に向いているわけではありません。得意な分野、不得意な分野があるため、上手に使い分けることが重要です。

向いている科目

  • 英語(リスニング・単語)
     → 発音やイントネーションを耳で覚えるのは非常に効果的。
  • 社会(用語暗記、流れの説明)
     → 年号やキーワードの暗記を“ラジオ感覚”で聴ける。
  • 国語(古文・漢文の読み)
     → 古文は音にするとリズムが生まれ、内容が頭に入りやすくなる。
  • 現代文(評論・小説の音読)
     → 理解しづらい文章でも、耳で聴くことで構造をつかみやすくなる。

向いていない科目

  • 数学
     → 図や式の視覚的理解が必要で、耳だけでは不十分なことが多い。
  • 物理・化学
     → 公式やグラフの視覚的な処理が多いため、音声だけでは効果が薄い。

つまり、「理解よりも暗記が中心の科目」には音声学習が非常に強いということです!


音声学習のやり方・実践例

ここからは、具体的にどうやって“聴く勉強”を生活に取り入れていけばよいのか、実践的なテクニックを紹介していきます!

自作音声を活用する

スマホの録音アプリを使って、自分で「英単語+意味」「社会の要点」などを録音する方法です。例えば:

  • 「apple(アップル)…リンゴ、banana(バナナ)…バナナ」
  • 「1868年…明治維新、1871年…廃藩置県」

自分の声で録音することで、「聞きなれた声」が脳に残りやすく、定着率も高いという効果があります。また、説明を自分でまとめることで、アウトプット練習にもなるという一石二鳥の学習法です!

市販・無料の音声教材を使う

最近は、英語教材や歴史講座など、音声付きの参考書やアプリも多く販売されています。特におすすめは以下のようなものです。

  • 英単語アプリ(mikan、スタディサプリENGLISHなど)
  • 歴史の語り講座(YouTube、Podcast)
  • 古文朗読音声(NHK for Schoolや青空文庫音声など)

こうした教材を活用すれば、自分で録音する手間が省ける上に、ネイティブやプロの発音で学べるというメリットもあります。

スキマ時間に組み込むスケジュール例

時間帯活用シーン音声学習内容
通学中電車の中英単語 or 歴史の語り
昼食後食後のぼーっとした時間現代文・評論の読み上げ
就寝前寝る前の15分古文の音読 or 社会用語

毎日の「なんとなく過ごしていた時間」に音声を入れるだけで、合計1時間以上の学習時間が確保できることも珍しくありません


聴く勉強法を成功させる3つのポイント

音声学習は非常に便利ですが、やみくもに聴いていても効果が出るとは限りません。以下のポイントを意識することで、より効果的に学習できます。

①「聴く目的」を明確にする

  • 英単語を覚えたいのか?
  • 社会の流れを頭に入れたいのか?
  • 古文の音に慣れたいのか?

目的によって、聞く内容・時間・繰り返し回数は変わります。「とりあえず流してる」ではなく、「●●を覚えるために●回聞こう」と決めて取り組みましょう。

② アクティブリスニングを意識する

「ながら」で聴くときも、ただBGMのように流すのではなく、**「聞いて理解しよう」「この単語は何だったっけ?」と頭を動かしながら聴く」**ことが重要です。

特に「シャドーイング(聞いた音声をすぐに繰り返す)」などは、英語のリスニング力を上げる効果が高く、アウトプットの練習にも最適です。

③ 視覚と組み合わせて定着を図る

音声だけで完結させず、最後にノートやアプリで「見て確認する」ことで、記憶の定着がぐっと高まります。

「耳でインプット→目で再確認→書いてアウトプット」という流れが最も理想的です。


聴く勉強法の注意点

便利な音声学習ですが、いくつか注意点もあります!

  • 寝落ちに注意:就寝前に聴く場合、いつの間にか寝ていて内容が頭に残らないケースも。目的が「記憶定着」なら、日中に聞く方が効果的。
  • ながらの限界:家事をしながら、歩きながらなど「意識が散る状態」で聴くと、定着率は下がります。重要な内容は「意識して聴く時間」を確保するべきです。
  • 聞きっぱなしNG:再生しただけで満足してしまう“勉強した気”に要注意。確認テストや復習を忘れずに。

“聴く勉強法”を習慣化するコツ

どれだけ効果がある勉強法でも、「続かなければ意味がない」のが現実です。音声学習も同じで、三日坊主で終わらせないためには習慣化の工夫が必要です。

まず意識したいのが、「特定の時間帯に音声を流す」ことです。たとえば「朝の身支度中に英単語」「帰宅中に社会の語句確認」「寝る前は古文の朗読」というふうに、時間と内容をセットで決めておくと、習慣が定着しやすくなります。これは「時間固定学習」と呼ばれ、心理学的にも継続率が高い方法です。

また、使うツールも大切です。毎回アプリを開いて音声を選ぶのは手間に感じがちなので、プレイリスト化してワンタップで再生できる状態にしておくことがポイントです。さらに、Bluetoothイヤホンなどを使えば、再生・停止の操作が楽になり、ストレスなく学習を継続できます。

そしてもう一つのポイントが、「聴いたことの振り返りをする時間」を設けること。たとえば「10分聴いたら、最後の1分で今日の内容を要点だけ口に出してみる」「夜寝る前に、今日耳に入れた内容を5つ思い出してみる」といった小さな振り返りが、記憶定着をぐっと助けてくれます!

習慣化には「ハードルを下げる」ことが鍵です。完璧を求めず、最初は5分からでもOK。「今日は少ししかできなかった」ではなく、「少しでもやった」ことを自分で認めてあげることが、長く続けるためのメンタルのコツです。


まとめ|音声学習は“第2の脳”を使う感覚で

ノートに書く、テキストを読む――これらは勉強の基本ですが、音声を使うことで「視覚とは別の脳の経路」が活性化され、記憶のダブル保存が可能になります

忙しい毎日でも、耳は空いている。だからこそ、音声学習はあなたの時間を“学習時間”に変える最強の味方になります。

「最近、どうも記憶に残らない…」と感じている人は、ぜひ一度“聴く勉強法”を試してみてください。新しい記憶の扉が、きっと開くはずです。

音声を使った勉強法は、忙しい現代の受験生にぴったりの効率的な学習法です。しかし、それだけで完結するのではなく、やはり基礎をしっかり固め、わからないところはプロに直接質問できる環境が重要です。

東大寺子屋では、経験豊富な講師陣が個別に丁寧な指導を行い、あなたの理解度やペースに合わせて最適な学習プランを提供しています。オンライン授業と対面サポートを組み合わせ、質問や相談もいつでも気軽に可能です。

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この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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